月別アーカイブ: 2008年6月

「くら寿司」の当たりガチャゲームが酷い

チェーン展開している100円均一の回転寿司「くら寿司」は独特なシステムを採用しており、取った皿を席についている穴から流し込むことで自動的に皿をカウントし、価格の計算が出来るようになっています。
このとき、数枚に一度当たりくじが発動し、当たると席の上に設置されたガチャガチャマシーンから、1個のカプセルが出てきます。
今回、偶然にそれを手に入れることが出来たので、詳細にレポートさせていただきます。

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カスペルスキーインターネットセキュリティ稼働中に、LAN接続が不安定になるのを解消する

覚え書きとして。
カスペルスキーインターネットセキュリティを動かしていると、突然LAN接続が不安定になったり、外付け無線LAN機器が認識されなかったりします。
また、休止状態後に復帰したあと即更新しようとしてまれに失敗するので、このままメールを取りに行くとタスクが落ちたりして質が悪いです。
これを解消するには、更新設定を変更してやると良いです。
インストールすると、更新設定がデフォルトで「自動」になっています。
恐らく、前回更新時間を見て、現在時刻と一定以上差が出た場合に自動更新しているものと思われます。
以下、設定の変更方法です。
画面右下の通知領域内のアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。
設定一覧から「更新設定」を選ぶと、「実行モード」が「自動」になっているはずです。
これを「1日ごと」に変更すると、右の「変更」ボタンがアクティブになるので、これを押します。
するとダイアログが出ますので、タイミングを「スタートアップ時」にし、時間を自分のPCが起動した後に安定するまでの時間に変更してやると良いです。
これでかなり安定すると思います。お試しを。
Kaspersky Internet Security 7.0 2ユーザー優待版 DL版(SP1対応) 購入はこちら
なんだかんだで信頼性は高いと思いますよ、重いけど。
公式サイトで体験版が落とせるので、頑張って90日を引くまで粘りましょう(酷いことを書くな

増え続ける「ピコミク」ワンキーゲームを斬る

ケータイでmixiを閲覧されている方ならご存じかと思いますが、ケータイ専用コンテンツとして「ピコミク」というflashゲームが用意されております。
flashなのでケータイの方向キーが使えず、数字キーを使って入力することになるため、移動しながら何かをする、というタイプのゲームには向かない傾向にあります。
そんなこともあってか、最近ラインナップに追加されるゲームで増えているのが、決定キーのみを使うワンキーゲームです。
ボタンが1個しか使えないので、操作は非常にシンプル。WiiやDSの台頭で、特にシンプルなゲームが見直されつつありますが、ここに来てその影響が加速したということも出来るかもしれません。
そんなピコミクのワンキーゲームにスポットを当て、ゲームのおもしろさとその源について、大いに語り尽くすつもりでおります。
以下、文体が変わります。またかなりの長文になりますので心してお読みください。

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雑君保プ氏の新単行本「雑君青保プ(6/27)」「雑君赤保プ(?)(7/末)」

待ってました、待ちこがれてました。
「青」では、絶版となって入手困難な「ワールドヒーローズ2(1)」に収録されている「ゲーセンおわらえ」傑作選のほか、短編・読み切りをほぼ全部収録で、かつカラーページはそのまま収録で304ページ、2冊合わせて600ページ以上。こりゃあゲーメストの時から読んでた俺としては、買わないわけにはまいりますまい。
いつまで経っても楽天で予約が始まらないので、俺がしびれを切らして作家本人のサイトへリンク。
表紙画像もあるエントリーで、6/27発売と書かれております。あと10日!
「赤」の方は7月末だそうです

Wiiバーチャルコンソールに「ガンヘッド」海外版が出た!

コンパイル開発のPCエンジン用シューティングゲーム「ガンヘッド」の海外版である「ブレイジングレーザーズ」が本日より配信開始されました。
詳しい解説にも「キャラバンシューティングの海外版」としか記されておらず、分かりづらくなっているのでご注意を。
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…早速ソルジャーシリーズと並べて4つ横並びにして差し上げる俺ですがw
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バッグに縛られずに中身を整理「カバンの中身」シリーズ

自分の望むバッグとの出会いはまさに難しく、サイズ、デザイン、値段、収納の幅広さ…
いずれをとっても捨てがたいものである。
しかし、その悩みを一部解決し、選択肢の幅を大幅に広げるアイテムが存在する。
それが「カバンの中身」シリーズである。
公式サイト→http://www.kabannonakami.com/
これは、バッグのインナーポケット群。
各ポケットはマジックテープで固定できるようになっており、タイプにもよるが、2枚を好きに組み合わせたり、3枚を付け替えて好みの組み合わせにしたり、多種多様である。
使うバッグのタイプに合わせて購入すると良いだろう。
中でも自分が愛用しているのが「カバンの中身 PC Small」である。
これは外側に多数のポケットやペンスロットを配し、内側にB5サイズのノートPC本体がすっぽり収まる大きさになっている。
コレに普段必要なものを詰めたら、あとはバッグが変わってもこれを差し替えるだけで使うことが出来る。バッグの収納で悩むことから解放される逸品だ。
ただ欠点もあり、すべてのポケットがマジックテープで封印されるため、急ぎで取り出したりしたいものの収納にはあまり向かないことや、本体そのものでスペースが多少圧迫されるため、必要最小限のサイズのバッグだと今まで入っていたものが入らなくなるなど、少々融通が利きづらくなるのも確か。
しかし、前者の欠点はマジックテープ部分を内側に固定し、露出した外側のマジックテープを他のマジックテープで封印してしまえばよいので、W-ZERO3を上部に配置するのにはこれを利用している。
不格好ではあるがこんな感じ。
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小間物が増えた現代の我々には非常にありがたいアイテム。
少々値は張るが、バッグの使い方が劇的に変わる逸品である。
上記サイトから通販も利用できるが、東急ハンズやロフトなどでも取り扱っている。
また、ANAの機内販売専用商品も存在するので、飛行機搭乗の際に機内ショッピング誌をチェックするのも良いかもしれない。

比較するのは野暮というもの「ギターヒーローIII レジェンド オブ ロック」


※ここではWii版をベースに話をします
ギターを演奏する、というと圧倒的先駆者の「ギターフリークス」があるが、それとはベクトルから違う。
確かに操作は同じだし、画面表示もよく似ている。しかし、遊んでみると「演奏感」が感じられ、最初はダメでも徐々に上達する楽しさが十二分に詰まった作品といえる。
このゲームにはフレット移動があり、ボタンも5つであるため、難易度が上がると小指を使ってもフレットを移動させないと間に合わない譜面が登場する。
低難度譜面はボタン3つから始まり、基礎動作を学ぶ。続いてボタンが4つ、速いソロや連打が登場し、ボタンが5つになると離れた同時押しや3つ同時押しの移動など、基礎を積み上げていくことでステップアップする仕組みが実に良くできている。
また、判定も「弾けた」「弾けない」の2段階しかなく、それが逆に難度の高い場所を偶然つなぐ喜びを増幅させ、自分が凄いんじゃないか、という感覚に酔いしれる。まさに難しさに対する一種のアンチテーゼといえよう。
さらに「ハンマーオン」「プルオフ」というギターのテクニックを再現。弦を弾いたあとに押さえている指を動かして音を変えるもので、ゲーム中では中央が白く光っているノートは、弾かなくともこれを押さえるだけでOKとなる。
こういった細かい部分でも、ギターを演奏している感覚を味わうことに特化したゲーム性を実現している。
収録楽曲も実に豪華で、洋楽アーティストの本人演奏による新録や、音源提供された曲が多数。家庭用の利点をふんだんに生かし、楽曲は全てフルバージョンで収録されている。
たとえばTHE SEX PISTOLSの「Anarchy in the U.K.」は新録、GUNS ‘N’ ROSESのギタリスト「SLASH」はボスキャラとして登場、一緒に「Welcome To The Jungle」を演奏するという演出までついている。
特典映像として、上記楽曲収録の模様や、SLASHによるギター破壊動作をモーションキャプチャーしたときの模様など、全力で面白いことをやっている様子がふんだんに描かれている。
うんちくのごとくこんなことを書いているが、自分自身もあまり洋楽はよく知らなくて、名前を聞いたことはあっても曲を知らなかったり、このゲームで存在を知った曲も多数。
ボーナストラックとして、気鋭のアーティストによる楽曲も多数収録されているので、興味が沸いたらCDを購入してみるのも楽しみが広がりそうだ。
中でもエンディングに流れるDRAGONFORCEの「Through The Fire And Flames」は圧巻。特に難しい上に曲が7分以上と長く、演奏しきったあとの疲労感、充実感は非常に高いものがある。
滅多に機会がないかもしれないが、2人でのセッションはさらに楽しみを増幅させる。
Wi-Fiでセッションすることも可能だが、やはり気心の知れた仲間とのプレイは非常に盛り上がる。機会があれば、是非体験してみていただきたいところ。
PS2、PS3、360(予定)でも展開されているこのゲーム、Wii版だけはリモコンをギターコントローラの中にはめ込むようになっており、無線通信部分が略されているためコストが下がり、価格が約2,000円ほど安くなっている。
コントローラそのものの出来も良く、チャチすぎず、かつ威圧感を和らげるデザインは秀逸。
使用しないときはネック部分を外して分割出来るので、収納スペースも安心。箱はとんでもなく大きいが…。
自分地震はというと…。
ギターフリークスはとうの昔にプレイをやめてしまったので、EASYからステップアップしていくのが新鮮で非常に楽しい。
ギターフリークスが速いテンポでたくさんの音符を弾かせるのに対し、こちらはEASYだと全般に弾き数が少なく設定されている。「押さえる」ことに比重を置いている感じがする。
難度が上がれば、ガンガン弾かせる曲がたくさん登場するので心配は無用だ。
現状、ビートマニアと平行してこちらも遊んでいる。HARDの後半で四苦八苦して行き詰まったので、基本を学び直したり
非常に良くできた秀作なので、洋楽アレルギー解消にも是非。
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PS2版、PS3版もそれぞれ出ている。360版は発売日未定になってしまった。
Wii版のみ、チュートリアル音声が日本語化されているが、それ以外は説明書と一部テキストのみなので注意が必要。
PS3版、360版はダウンロードにより楽曲を追加できる利点がある。

PS2

PS3

バトルの考え方で評価まっぷたつ「ヘラクレスの栄光~魂の証明~」


気がついたらどっぷりはまっている。
移動中にだけやるつもりだったのだが、家でもそうとう遊んでいる。
最近は任天堂もネットを使ったプロモーションが上手く、開発者インタビュー記事を積極的に掲載している。
読むだけでも面白いインタビューでわかることのひとつが、開発担当。なんと有限会社スタジオ最前線である。
初代および、PS版の「海腹川背」を作った近藤氏が社長の会社で、カードゲームを作ったりもしていたらしい。
そんなわけで、カードゲームっぽいバトルも納得がいく。
バトルのテンポはかなり遅いが、カードゲームのように行動ひとつで戦況がガラリと変わるため、ひとつひとつの行動をきっちり追っていかないと、あっさり全滅の憂き目にあったり。
やっているうちにそこが良くなってきて、テンポの遅さは全く気にならなくなった。
この一線を乗り越えられるかどうかで、評価は大きく割れているようだ。
最近はDSでも「世界樹の迷宮II」や「ドラゴンクエストIV」など、バトルのテンポが異常に速い作品を多くプレイしているせいもあってか、極端に遅いテンポのこのゲームに違和感を覚えるのは当然とも言える。しかし、カードゲームのようにしっかり考えて戦う重要さを、上記2作品と違う意味でビデオゲームに取り入れていることは評価したい。
が、普通に2時間くらいセーブできない状況になったりするのは、勘弁して欲しい。中断もないので、携帯機にとっては少々条件が厳しいか。
上記インタビューを見ると、隠しや2周目等も用意されているらしく、全然終わる気配なし。
すでに30時間近くプレイしてきて、ストーリーもいよいよ佳境であるが、とても楽しい時間が過ごせている。
セリフがいちいち酷かったり、キャラクターの動作も細かいところまで気が配ってあって、かなり楽しい。
また音楽も良い。戦闘の曲はずっと聞いていても飽きないし、気がついたら頭の中を回っている感じ。
過去作品の曲のアレンジであったり、フレーズ引用もある。IIIの直後に遊んだので、フィールドの曲も好アレンジ。
レベル上げのためのバトルはほぼ不要。
むしろカードゲームのように各キャラに装備を割り当て、それについている魔法やスキル、アビリティをうまく使うことでレベルの差はかなり埋まる。
カードゲームでいうと、手持ちの装備とキャラ、魔法を組み合わせてデッキを組む感覚。
逆にレベルを上げたところで、それが出来ないとランダムで出る「強敵」やボスには勝ちにくい仕組みになっている。
またレベルアップに必要な経験値は加速度的に増えていくので、適正レベルに足りなくても数回バトルをすれば追いついてしまう。
実に絶妙にして面白い、そんなバランスを持っているゲームといえるのではないだろうか。
ガッツリRPGやりたい人に、かなりお勧め。

世界樹II、新品がなんと半額。

ドラクエIV、未経験者は是非。