家庭用ガンシュー冬の時代に救世主到来か

旧来、家庭用ゲームのガンコントローラ(ガンコン)といえば、ブラウン管方式の特性「走査線」を活かしたものが主流でした。引き金を引いた瞬間に画面をフラッシュさせ、その光をガンが受けることによって当たった場所を検知します。プレイステーション2用「ガンコン2」に至るまでその形は受け継がれてきました。
スーパースコープなど、いくつか特殊なものはありましたが…。
しかし、テレビというデバイスの進化とともに、ブラウン管方式でもプログレッシブ方式のテレビや、液晶・プラズマ・リアプロジェクションという今後普及率が上がると予想されるテレビでは、上記方式は使用できません。
各所で、地上波デジタル放送への移行を機に、旧ファミコンのRF方式による入力が出来なくなることが懸念されていますが、それ以上に逼迫している問題が、ガンコンの問題です。
最近の家庭用テレビは、画面が大きくなればなるほど、ブラウン管でもプログレッシブ方式が増え、ほとんどのガンコントローラに対応しないものが増加しています。
プログレッシブ対応を唯一うたっているナムコの「ガンコン2」でも、自宅のブラウン管テレビではまともに対応できない事実があります。悲しい状態が続いています。
さて、当サイトでも「お題」にて予想を行った「レボリューション」のコントローラがついに公開されました。
任天堂・次世代機のコントローラはリモコンスタイル!
その名も「ゲームリモコン」。
先端がなんと、画面を指し示すポインティングデバイスになっています。
画面を直接指してポイントを指示することが可能だというのです。
これ、そのままガンコントローラになりませんか?
このままだと「狙う」要素が弱いので、是非銃型の対応コントローラを作っていただいて。
カメラを使ったPS2「アイトーイ」などでも、似たようなシステムのゲームは出ていますが、「ゲームリモコン」では複数のコントローラを混在させて遊べるようになっています。まさにガンシュー向け。
この時期にこれを出してくるということは、当然今後のテレビにも対応しているということでしょう!
精度の問題などもありますが、こういったシステムが出来上がることは、ガンシューティングプレイヤーには嬉しい一歩だと言えるのではないでしょうか。今後の動向に期待したいところです。

2 thoughts on “家庭用ガンシュー冬の時代に救世主到来か

  1. T.I.S

    レボコン、いろんな遊び方ができそうなので、すごく…楽しみです…
    ヌンチャクとして使うには、ちょっと短く感じますが(ぇ)
    なんか普通にファミコンカラーもありそうな気がするのは私だけじゃないはず。
    (GBmicroの時もそうだったので)

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  2. ジャラ

    DSもある意味ポインティングデバイスでしたが、やはりこっちできましたね。
    他の機種は恐らく追随できないでしょうし、期待は膨らむ一方です。
    トレイラームービー見たんですが…アレは凄いですね。

    返信

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