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のののパズル ちゃいリアン

全くノーマークであったのだが、評判につられて購入した。
まずインパクトを引くのがタイトル。そしてパッケージのトンカツ。あまりにもふざけているが、中身はなかなか骨太のアクションパズルゲームだ。
基本的には、2×2のエリアのブロックを左右に回転させ、ルールにあわせてそろえる。
ルールは3種類あるが、そのうち最も遊ぶことになると思われる「くるパチ6」は特に中毒性が高い。
3~6までの数字パネルをその数字の数だけ、縦または横に一列に並べると、数字がひとつ増え、6をそろえると消える。
揃って数字が変化もしくは消滅している間に、次をそろえることでチェインとなるが、コレがこのゲームの肝。つなぐための技を構築していくのが非常に楽しい。
ルールにより1ゲーム数十秒から時間単位まで様々。やめ時を失う凶悪なゲーム。
GBAのコンソールで遊べるパズルを欲していたのもあり、満足している。

メテオス

落ちモノパズルにしか見えない画面だが、ゲーム性は今までのそれと一線を画すものである。
落ちてくるメテオ(ブロック)を、縦にずらして縦か横に同じものを3つ並べると反応する…と、ここまでは同じなのだが、それだけで終わらないのがこのゲーム。
揃ったブロックが火を噴いて上空に打ち上がり、上に乗っているブロックともども、大気圏の外側まで飛んでいくのである。
もちろん、数多く飛ばすことにうまみがあるのだが、数が多いと重く、なかなか上まで飛んでいかない。一筋縄でいかないようにできている。
そのために必要な数々のテクニックに関しては、説明書や公式サイトが詳しい。
ひたすらに降り注ぐメテオをあくせくと処理する。画面いっぱいに広がるフィールドを操るのに、タッチペンという装置は最高のパフォーマンスを提供してくれる。方向キーやマウスではなかなかできないことだ。
この手のゲームに慣れ親しんだプレイヤーなら、まず最初に「3分の壁」が立ちはだかる。3分近くになると、メテオの落下ペースが恐ろしいことになり、通常のテクニックではとても太刀打ちできない。これ以上生き延びるためには、常にメテオを打ち上げ続けなければならない。これは相当に困難で、プレイヤーに突きつけられた挑戦状なのである。
この「3分で終わる」バランスが、ゲームプレイにほどよい緊張感を与え、もう1回、もう1回、と続けるうちに時計の針が1周、2周している。
寝不足の日々が続きそうな予感が、発売直後の今から痛いほどする。

スターフォックス アサルト

ハード:ニンテンドーゲームキューブ
ジャンル:3Dアクションシューティング
ナムコ製というあたりで、すでにぶったまげるのであるが、ゲームそのものを見るとその内容の骨太さに唸る。
強制スクロールの3Dシューティングだけでなく、地上に空中に自由に移動しながら戦えるシステムが魅力。
特に読み込みナシで基地内と宇宙空間とを、行き来しながら戦うステージは圧巻。
地上の敵を空中から撃ったり、その逆が出来たりと、自由度は相当に高い。空中から見えない敵を爆風で巻き込んで倒せたときは震えた。
正直、いつまでも遊んでいたいくらい。
しかし地上戦で生身の時に、武器選択の幅がどうしても狭まるのは微妙な気がした。最終的には、ブラスターのチャージに頼らざるを得ない。
またロックオンの可否が分かりにくく、チャージするとロックできないのにチャージしないとロックできたり、その逆だったりと、状況や敵によって差が生じるのはいただけない。
その辺考えてもほぼ減点要素なし。アクション・シューティング好きなら。あと無双に飽きた人に。