月別アーカイブ: 2019年3月

GV-HDRECにDiscordのボイスチャットをマイク入力する!(ソフトウェア編)

前の記事だけで1週間くらい時間が経過しているので非常に濃密だったのですが、本記事は2日間の試行錯誤記録です。

さて無事に音は出るようになったのですが、問題が3つ。

1.ボイスチャットの音が小さい。
2.ボイスチャットの音がこもる。
3.同室の妻とその他ネットワークの向こうにいるメンバーと会話するときの設定問題。

まず、1つめ。ボイスチャットが小さい。
テストしてるときは無音環境だったので問題なかったのですが、普通にゲームの音を出して録画するとほとんど聴こえないありさまで、困ってしまいました。

これについてはアプローチが2つありまして、まず録画時にゲームの音を絞る。
GV-HDREC側の録画設定ですが、録画モードで画面に「録画モード」と出ているときでないと調整ができません。
HDMIパススルー時は表示されないので、パススルー設定を「録画時パススルー」にすることで、録画前にゲーム音量を絞ることができるようになりました。

2つ目のアプローチは、Discordの設定です。
音声の設定で、出力の音量を200%まで引き上げました。

これで音量の問題は解決したように思えました。
しかし、音がこもる…。

原因は妻と自分の声を入れるのにスマートフォンの本体マイクを使っていたためで、個別にヘッドセットをつなぐことで解決してしまいました。
お互いの声をヘッドセットのマイクが拾い合ってしまわないかと危惧していたのですが、杞憂でした。

で、3つ目!
書いてないだけでもう既にやっていることなのですが、ボイスチャットを聞くためのアカウントをひとつ用意し、これをPCで運用します。
PC版Discordをインストール。マイクミュートして、そのまま音量最大でマイク端子に向けて出力します。

これでクリアに音が…

自分の声だけ通りが悪い…

いや自覚していない分結構ショックでした。本当に声の通りが悪い、というか何言ってるかわからない…。

Discordに接続している人の声が通りにくいときは、ユーザー個別に音量を設定する機能が役に立ちます。
PC版Discordでユーザーを右クリックすると、音量を上げることができるのでこれで解決!
声が悪いのは訓練するしかないかな…。

安いのでいいから集音マイクあたりを買って使えば、部屋に4人とかになってもいけるのかなーと妄想したりしました。
ほんとに安いので1000円くらいからあるのでちょっと不安になりますが。

お試し動画はすでにいくつかYouTubeにあがっていますが、音声入り動画はまだなのでこれからがんばります。

終わり!

GV-HDRECにDiscordのボイスチャットをマイク入力する!(ハードウェア編)

通常のブログ記事は本当に久々ですね。
ミナカンも100回目を迎え、せっかくなのでライブコーディングの模様をキャプチャーし、配信してみようかと考えているところです。
(企画は本当に企画段階で、まだ何をやるか確定ではないのですが…)

 

タイトルにあるHDMI・アナログキャプチャー機材「GV-HDREC」を購入しました。

 

ちょっと使った感想としては、便利は便利だけど取り回しが少々面倒…という印象。
テレビのリモコンで機器の操作ができるのですが、キャプチャー本体の電源→テレビの電源という順番で入れないと効かなかったり。キャプチャー本体の電源は本体からしか操作できないので、結局テレビの前に行かないといけません。
うっかりキャプチャーの電源より先にテレビの電源を切ってしまうとHDMIパススルーが効かなくなっちゃったり。
うまく取り回さないといけないなあと感じています。
それでも本当にキレイに録れます。60フレーム出ますし、最高画質にしなくても高画質で十分と感じます。
さてこのキャプチャー、4極の3.5mmミニプラグを持つヘッドセットを接続すれば、自分の声を同時に収録できる機能を持ちます。
ちょっと色気を出して、スプラトゥーンやりながらこのプラグのマイク側に、Discordのボイスチャットを入れたら、ワイワイ楽しい動画が作れるのではないかと考えてしまったわけです。
ここからが地獄の始まりだったのですが…。

 

まずはヨドバシ店頭で、4極3.5mmミニプラグ→3極ヘッドセットの変換アダプタと、3極3.5mmのイヤホンからマイク端子に向けて接続するケーブルを購入してきて試しました。
とりあえず、常時流れる動画の音声を出力してみました。

 

結果はうまくいかず…。

 

はい、ここで一つ無知を晒しますと、イヤホンやラインからマイクに出力する際は、マイクに対して強すぎるイヤホンやラインの信号を弱くするため、抵抗を間に入れなければなりません。「抵抗入り」のケーブルを使用する必要があるのですが、それがすっぽりと抜け落ちていました。以前同じようなことをやったとき、とはいえもう20年以上前ですか、さすがに忘れていますね…。

 

このときは録画しては止めて、を繰り返していたので本当に削除が面倒で。
つながっているのかどうかもわからず、結構長いこと試行錯誤していたのを覚えています。
で、ヨドバシで抵抗入りのケーブルを購入してやってみました。

 

やはり、うまくいかず…。

 

で、しっかり検索していくと暗雲がたちこめはじめます。

 

まず引っかかったのはこちら。

 

 

しっかり読んでいくと、結論としては「HDMIの入力に混ぜ込まないと録音できない」!?
ヘッドセットの電力を、入力先のプラグから得る「プラグインパワー方式」のマイクでなければならないと。
出力としてすでに電力を得ているイヤホン等の信号では、入力として認識されないんだそうです。
がーん…ここでひとつ心が折れかけました。

 

しかし希望を持ち直して再検索。
ひっかかったのはこちらのblogです。

 

「コンデンサをかまして偽装すればいける」!?
コンデンサーマイク、つまりはマイクにコンデンサを搭載したものでなくてはならないと

 

イヤホンの出力にコンデンサをかまして…電子工作しないといけないのか…
悩んだ末、人柱を募集していたグッズをAmazonで購入してみました。

 

ノイズキャンセラーとして動作するものらしく、いろいろな機器に対応するようですが、果たしてこれで動作するのか!?

 

期待して導入しましたが、結果はやはりNG。
ケーブルを差し替えたり、向きを変えたり、ここまで来ると試行錯誤もケース数が増えて大変です。

 

ここにきて、キャプチャー側に便利な機能があることに気づきます。
「マイク入力音量調整」。

 

これを起動している間はマイクの入力をその場で確認できます。
確認作業が一気に楽になりました。
しかし困った、ここまでやってダメとかもう悔しくてしょうがない!

 

はんだゴテは持ってるし、ここはひとつ電子工作の海に飛び込んでみようじゃないかと!

 

先のblogを参考に、外出ついでに秋葉原で足りない工具とパーツを購入しました。
ニッパーとワイヤストリッパ、はんだに3.5mmミニプラグオスとメス、シールド線にコンデンサ。
パーツは失敗したときのため2個ずつ購入。

 

コンデンサ以外は千石電商で、コンデンサのみ秋月電子通商で購入しました。
で、帰宅して疲れていながらもはんだ付けを行ったのですが苦戦。

 

ワイヤストリッパを買ったものの、シールド線の外を剥かないと太すぎるのでニッパーでちまちま剥いて。
1回目のはんだ付けは、プラグの取っ手を差し込み忘れるというポカをやらかしたため失敗に。2つずつ買っておいて正解でした。
妻の手を借りてようやく、2回目のはんだ付けでケーブルらしいものが完成!
いよいよケーブルをまとめて接続…!
やっぱりだめ…

 

さすがにへこみました。これだけパーツも工具も買い込んで、部屋がケーブルだらけになっているのでそろそろなんとかしたい…
作ったケーブルを経由してイヤホン出力してみても、正常に音が出るのでケーブルの不備ではなさそう。

 

なにかblogと違うところはないか? よく見れば、「ラインアウト」と書いてある!
PCからスピーカー用のライン出力ができるUSBアダプタを購入して試したりしました。
ダメだったんですけどね…。

 

入出力をミキシングできるスプリッターを購入し、使用できるヘッドセットと一緒につないでごまかそうという作戦を企てるも、失敗。
諦めきれず、それでも光が見えず、頭を抱えていたその時。
作ったケーブルを再度確認してみたのです。

 

 

コンデンサと別の端子がショートしてる…
これでは動作するものも動作しません。無知な自分でもさすがにわかります。

 

ショートしてるところを曲げ直して、もう何度目かわからない再挑戦!

 

音が出たー!
感動もひとしおというものです。
結局、

 

GV-HDREC本体→4極3.5mmミニプラグと3極ヘッドセットの変換アダプタ→自作のコンデンサ入りミニプラグ延長ケーブル→抵抗入りの3.5mmステレオミニプラグケーブル→スマートフォンなどのイヤホン端子

 

上記のような最小構成で音が出るようになりました。
いよいよ録音に入るのですが、これにも我が家の特殊な事情が絡んでくるのです…

 

続く!

 

第100回 南関東MSXユーザーの集い

ほぼ惰性とはいえ、100回も続いてしまったMSXユーザー向けの集まりです。

日時

2019年6月9日(日) 13:00~

  • 第1部:お遊びタイム 13:00~19:00?

来たメンバーで適当に遊んでいます。思わぬネタが飛び出すことも。

100回記念ということで、この時間を使ってマジカルラビリンスRemixの大会を開催します。
大会の詳細については専用エントリーをご参照ください。

  • 第2部:お気楽MSXユーザー会議 19:00?~20:40

議長にNASU氏を迎え、MSXについて語り合います。開始時間はNASU氏の到着時間に依存します。状況により行われない場合もあります。

終了後、有志で食事会が行われる場合があります。終了後、ロビーで指示に従ってください。

場所

川崎市多摩区総合庁舎5F 多摩市民館 和室

交通

  • 小田急線 向ヶ丘遊園駅 北口より 徒歩5分
  • JR南武線・小田急線 登戸駅より 徒歩10分

参加費

おひとり様 500円(1部・2部共通)
マジカルラビリンス大会参加者は100円引き!

駐車場を利用される皆様へ

1時間以上利用の場合は有料となります。

その場合20分100円かかりますが、上限1000円となります。また翌日6時まで左記料金にて出庫可能です。

短時間利用(1時間以内)の場合は無料となりますので、2F市民館受付にて駐車券を処理してもらってください。

長時間利用の場合、近隣のコインパーキングを利用するより余計に料金がかかりますのでご注意ください。

おおむね4時間以上利用の場合、近隣のコインパーキングのほうが割安となります。最新の状況は現地周辺にてご確認いただきたく、よろしくお願いいたします。

その他

その他共通事項に関しては、 エントリーを用意しておりますので初めて参加される方はご一読いただければと思います。