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様々なシーンで活躍するフルワイヤレスイヤホン! JVC「HA-A11T」が凄かった

気温の変動が激しい日々が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、最近有線のマイク付きイヤホンを買ったものの、左から一切音が聴こえず保証書レシートも捨ててしまいどうにもならず、そのままさよなら、となってしまいまして、下調べを十分に行うことの重要さと、保証書はいかなる場合でもとっておくべきことを学んだ次第です。初期不良なんてそうそうあたらない、そう考えていた時期が僕にもありました。まさに数日前だけど!

自分がイヤホンに求める要件はいくつかあるのですが、

  1. 通話がしやすいこと(最重要)
  2. パソコンでもスマートフォンでも使えること
  3. カナル型であること
  4. 音楽がきれいに聴けること
  5. 値段が手頃なこと

通話がしやすいこと

テレワークで拠点の離れたメンバーと打ち合わせするのに欠かせないマイク性能です。声があまり通らないので音を拾ってくれやすいものがいいなあと感じています。マイクミュートが手元でできればモアベターです。

パソコンでもスマートフォンでも使えること

案外見落としがちではありますが、大事なところです。イヤホン購入の第2目的が、「Among Us」をAndroidスマホに入っているDiscordで通話しながら遊びたい、というものであるため、4極のミニプラグがいいなーと思っていたところだったのです。

カナル型であること

耳にフィットして少し動いても外れにくいことが重要です。耳から外れるとそれだけでイライラしますし。有線だから線が脚やら腕に引っかかって外れることも気にしないといけません。

音楽がきれいに聴けること

イヤホンですから、ここも妥協はしたくないところではあります。ここのところ外出機会が大幅に減っていますが、自宅で作業中、「近所迷惑にならない程度の大音量で音楽が聴きたい」ときに重宝するのでここも外したくないですね。

値段が手頃なこと

これね、やっぱりイヤホンてピンキリじゃないですか。信じられない値段で売ってたりすることもありますが、やっぱりそれなりの値段を出すことで付随する機能が得られたりするのは否めないところです。しかし限られた小遣いで購入できる、そんなミニマムな贅沢を味わってみたいではないですか。

機種の検討

で、最初は有線4極プラグで探してました。それも様々なコントロールができる多機能なものを。やはり画面を切り替えつつ進行する各種の会議上では、マイクミュートは手元でできたほうが良いことが多く、マイクONのまま放置となる危険性を下げるためにも、半プッシュトークみたいな感じでUSBマイクをコントロールして普段は会議しているわけです。

ところがところが、「拠点には週1度は出勤せよ」というお達しが出てしまったのです。おまけに協力会社の方が出勤を拒否しまして、事態は泥沼に…。とはならず、出勤指定日には「ずっと通話状態でスタンバイする」という謎の協定が結ばれ自宅でも会社でも一日通話状態でつけっぱなしにすることになってしまいました。

家ではしっかりしたゲーミングヘッドホンをつけて会議に臨むのですが、「ずっとつけていると煩わしい」という思いから小さなイヤホンを選択したのですが、先の通り片側から音が聴こえない状況となってしまいました。振り出しに戻る。

で、色々と調べていくうちにわかったこと。

  1. 音量上げ下げなどの機能は普通のイヤホンにはついていない(Lightning用などになる)
  2. 片耳タイプでも良いが、それだと音楽がちゃんと聴けない

じゃあどうすんだ、と思いつつ色々見ていたところ、「完全ワイヤレスのイヤホンってどうなんだろう?」と思うようになりました。

実はBluetoothのイヤホンはあまり信頼していなくて、通話のときに声が遠いと言われてしまって、ただでさえないと言われる存在感がマイナスになる事態になってしまいます。

原因はコントローラ部分についているマイクが口元での会話にしか対応していないことにあります。少しでも離れると音が小さくなってしまいます。ノイズリダクションの影響でしょうか。

マイクも耳元に付いているのであれば、ちゃんと音を拾うのではないか? と思い当たったのです。調べた結果、下記3機種に絞られました。

ヤマハ、JVC、JBL…いずれ劣らぬメーカーですが…あれ、さっき捨てたイヤホンのメーカーってどこだっけ…ってJVCじゃないか!

あとは、この3機種で比べるだけなのですが、紆余曲折あってJVCになってしまいました。どうして…

ヤマハはマイクが微妙、JBLはインターフェースが洗練されていない点がマイナス。JVCはマイクにノイズリダクションがついていて快適に通話ができる! という話で。

…買って使ってみました。これはいいものだ!

HA-A11Tのイイところ

  • バッテリー持ちが一度の充電で8時間
  • ノイズリダクション付きマイクで快適通話
  • 片耳だけで通話・音楽利用可能
  • 8つまで同時にペアリング可能

音質には詳しくないので、音楽がきれいに聴ける点についてはどれも合格だと思います。使っていて、上記4つのポイントが目立ちました。

バッテリーについては8時間と、業務開始から終了まで繋ぎっぱなしにするシチュエーションがある弊社においては非常にありがたいポイントです。休憩時間はケースに入れて充電しておくにしても、これは大きい。

そしてノイズリダクション付きマイクです。この価格帯でマイクに搭載はなかなかないのではないでしょうか。非常に有効で、通話相手からも違和感なく話せたことが伝えられたので良かったのだと思います。

そして3つ目、これはまあ大体のフルワイヤレスイヤホンについている機能だとは思いますが、ないと困るレベルで重要です。両耳がふさがっていると声が耳に返ってくる感じがして苦手なんですよね。片耳で通話できるのはとても嬉しいです。ケーブルもないから抜けたりしないし!

最後ですが、スマートフォン2台とノートパソコン2台を使い分ける自分にとっては、ペアリングの多さは助かるポイントのひとつです。これも最近の機種なら搭載していそうですが、直前まで使っていたイヤホンがマルチペアリング非対応だったこともあり、進化を感じてしまいます。

HA-A11Tのイマイチなところ

  • パッと見どう装着すればよいか分かりづらい
  • イヤホンについているボタンを押したときの効果が分かりづらい

どちらもそれほど大きなファクターではないと思うのですが、褒めちぎるだけだとレビューとしてどうかと思ったので。

装着の方向は非常に迷いました。耳にスッポリ収まるように装着するのですが、普通のイヤホンに慣れているとぶら下げるように装着してしまいがちですね。これは一度つければ理解できるはず。

2つ目なのですが、細かい説明が紙の説明書とWeb説明書に分かれていて、覚えづらいなあと感じました。音楽を聴くときは紙の説明書に全部書いてあるのですが、通話中の操作はWeb説明書にしか書いていないので、あれ、どうすればハンズフリー切り替えできるんだっけ? って思ったときには、最悪Web検索しないといけないという。まあ、これも覚えればいいんですが…(ハンズフリー切り替えは左右どちらかのイヤホンボタンを1秒長押しだそうです)。

とにかくこの価格帯でBluetooth通話用イヤホンを探している方にはおすすめです。JVCの機種は過去2回続けてハズレを引いているので正直不安でしたが、買ってみて不安が解消しました。でも保証書はとっておこうな!?