GIGs雑感

http://gigs.6262.org/
@9/2 Live Music Inn 新宿
当blogでも大プッシュしていました、「GIGs」に行ってきました。個人的な感想などを書き連ねておきます。
結論から言うと、大成功に終わり、内容も非常に満足できるものでありました。
音楽に関しては素人に限りなく近いので、こんな風に感じる人もいるのだなあという感じで読んでいただけると幸いです。
以下、文体が変わりますがご了承ください。
−−−−−


-入場-
開場時間から10分遅れ、整列を始めたが時すでに遅く、有効入場者200人を超える数をさばくために20分では足りず、入場だけで50分近くかかってしまい、ライブ開始そのものが30分遅れることとなった。
残念ながら、これが今回一番の失態であったといえるのではないか。
盛り上がったがゆえの失敗、といえよう。
-正面衝突-
ドライブゲーム中心の構成。前回Pre-GIGsでは意外にソーサリアンの曲なども流れたが、今回はアッパーなナンバーが揃った。冒頭、エースコンバットはやったことないけどこれは! とうなる曲目。
グランツーリスモにこんな激しい曲があったんだ、と感心しきり。
ギターの早弾き、キーボードテクニックはかなりレベルが高く、そのおかげで締まりがでている印象。
とどめの「HIGHWAY STAR」良く頑張った、感動した!
文字通りエンジンをかける内容でスタートを切っていった。
-スペランカー-
あまりにも演奏内容がツボをつきすぎていて、違う意味で死にかけた。
バンド名にもなっている「スペランカー」のアレンジは、要素を全て詰め込んでおり完成度が非常に高かった。
MCを含め、マニアにはたまらん内容。「スクウェアのRPGといえば→キングスナイト→でも今日はしっぽの生えたあいつ」で、演奏するのは「元祖西遊記スーパーモンキー大冒険」という。本当にやるとは思わなかった。元の曲が別段良いわけでもないのに、この執着は異常とも言えるが、ごくごく一部(主に俺)が恐ろしく喜んでいたのは事実。
流れる曲流れる曲がひたすらにマイナー路線を突っ走っており、「遊々記」の曲などが平気で流れるあたり愛を感じずにいられなかった。マッハライダーは高次面のテーマまで流れるかなーと思ったけど、ふつうに2ループして終わってしまい残念。でもカッコ良い。
最後は版権ゲームメドレーで締め。そしてまたスペランカー。アンコールに応える代わりに、ひたすらスペランカーを殺し続けて終わった。死ぬほど笑った。「そこにファミコンがあるんで、スペランカーで思う存分死んでください」
演奏レベルは決して高くないが、ひたすらネタでカバーしきっており、演出面では一番ではなかったかと思う。
-ハヤブサ斬りキャンセル-
ギターテクに定評のあるFF・ロマサガバンドが、今回も魅せた。
曲数も過去最多、初演奏となるFF4フィールドをはじめとするバラードから、定番となるFF5「ビッグブリッヂの死闘」、ロマサガ3「四魔貴族バトル2」などなど、テクニックで聴かせるものまで様々であった。
アレンジも高レベルで、苦労のあとが伺えた。
しかし何故か印象が薄い。今回は少々音のバランスが悪かったかな? と感じてしまったのが残念ではある。
-Magic Fruits-
コナミ音ゲーメインの自称「楽団」。女性ヴォーカルを2人据えているのと、クラリネット奏者がいること、そして他のバンドには見られなかった大量の固定ファンが特徴で、開始前からまー騒がしいこと。ライブなので悪いことじゃないと思うけど、そういう意味で浮いてしまっていたのは事実かもしれない。
1曲目「真っ赤なバラとジントニック」でいきなり「塊魂」の曲を持ってくると、2曲目「CHOCOLATE PHILOSOPHY」のみ音ゲー楽曲で、残り全部が非音ゲー。拍子抜けといえば拍子抜けであった。意外性ではナンバーワンの内容。
MOTHER「ポリアンナ」も含め、当然ながら女性ヴォーカルを意識したものであったが、少々線が細いのが気になった。演奏のレベルが高かっただけに残念。
-H.G.K.-
さすが鉄板。定番の「AFTER BURNER」「POWER DRIFT」をはじめ、初演奏となる「スナッチャー」のアレンジを含め、ゲストヴォーカルを交えての「帝国華撃団」など、これでもかの音圧と演奏レベルで押しまくるまさに横綱相撲、ともいえる内容。
個人的に楽しみにしていた「Burning Heat!」のアレンジはファミコンサウンドが混ざる部分で予想通り停止、マリオの海のテーマに移行。ギターでコインの音をやるという離れ業で観客の心を確実に捉えていた。
ゲストヴォーカルを呼んでおいてコーラスに回してしまったギターフリークス・ドラムマニアからの「Out of Breath」も個人的に推したい一曲。
-総評-
入場含め5時間半にも及ぶライブ、大入り満員の入場者(228名だったそう)、内容は大満足。もうおなかいっぱい。非常に楽しかった。
あまりにも多い入場者の為、またライブハウスのつくりの為、演奏者をほとんど伺うことができなかったのが少々残念ではあった。しかし良く考えられた構造、客の気持ちを考えた入退場自由は非常にありがたい。また次回ここで行われるなら歓迎したいところ。
プロジェクターを使った映像演出もあったが、投影位置が低く、こちらもほとんど内容を伺うことができず。「盛り上がりすぎたのが悪い」ので、このくらいは大目にみたいところである。
-オマケ-
オマケでいただいたCD-Rをパソコンのドライブに入れてみた。
ウンともスンともいわない。エクスプローラで見てみてもアクセスできない。
裏面を見てみると…どうも「焼いたあと」がない。
まさか、と思いCDライティングソフトにかけてみる。
「Empty」
どう見てもネタです
本当にありがとうございました。

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