WILLCOM 03を使いこなすスタートラインへ[1] 電話帳の同期

アイフォーン(笑)だ何だと世が騒ぐ昨今、その空気を読まずにWILLCOM 03を購入した。
W-ZERO3を購入した時もそうだったのだが、本当に「どうすれば何が起こるのか」分からない機械で、扱うのが非常にもどかしい。
2年前からは性能こそ進歩しているが、真のユーザビリティ実現にはほど遠いのが現状である。
さて、そんなガジェットをあえて買って使いこなしてみよう、という方に襲いかかる困難をひとつずつ解消したい。
自分と同じように。


まずは誰もが壁を感じる難関、「電話帳の同期」だ。
方法はいくつもあるが、他のキャリアからの移行やセカンドマシンとしての新規導入の時に役立ちそうな方法をあげておく。

ケータイ搭載の赤外線全件送信を使う


恐らく、自力でやるなら最も簡単かつ便利な方法である。
…本当に、便利な時代になったものだ。W-ZERO3にはこんな機能は付いていなかったので、涙ぐましい努力を云々。
1.03側の「データ交換」機能を立ち上げる
2.移行元のケータイでアドレス帳を開き、赤外線送信>全件送信
3.ケータイのロック番号と、4桁のパスワード(1111など何でも良い)を設定
4.03のキーボードを開いて数字が打てる状態にし、ケータイと赤外線ポートを向かい合わせる
5.03に4桁のパスワード入力画面が出るので、先に入力したパスワードを入力して「OK」をタップ
これだけだ。
これで書き込んだ電話帳データは上書きされない。03の電話帳も初期化されない
よって、2台のケータイやパソコンなどから統合することも可能である。

ウィルコムショップでW-SIMに電話帳を書き込んでもらう


ある意味正道といえる。ショップで購入したら店によっては行ってくれることと思うが、どの店で買っても値段が同じ現在では、店選びはもはや意味をほぼなさなくなってしまっている。
通販で購入する方が早い、という方も多いであろう。
しかし電話帳書き込みで右往左往。まさかこんなに難しいなんて…
上記なら簡単確実。迷う必要もない。
問題があるとすれば、地域によってショップが遠かったりするところか。

WindowsパソコンからOutlookを経由して、パソコンの「連絡先」と同期


推奨されている方法であるが、なぜか後ろの方での紹介となるのは普通Outlookにケータイの電話帳を入れている人はいないからだ。
パソコンのOutlookに電話帳データを入れていたり、ケータイ管理ソフトを使ってOutlookにデータを移すなどすれば、この方法が使える。
無料のOutlook Expressでは不可能なので注意。
この機種に搭載されているWindowsMobile6は、その名の通りWindowsの縮小版といえる。
03添付の「ActiveSync」をPCのWindowsにインストールし、添付のUSBケーブルを使って接続する。
連絡先を同期対象とすれば、03をPCにつなぐ度に、PCと03が同じ状態になる。

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