IIDX INFINITASを快適に配信したかったのでさらに色々やった

前回の記事から2ヶ月ほど経過し、配信のため色々と試してわかったことが出てきたので再度エントリーを起こします。

IIDX専用コントローラエントリーモデルが再販されたので、小遣いをはたいて飛びつきまして、1月よりこちらでプレイをしております。実に快適で、改造やら設定変更がいらない上にキーボードとの併用も最小限でよく、なによりターンテーブルの反応がいい!

調子がいいときはスコアもガンガン伸びるので、配信もこっそりやったりしていますが、ようやく設定が落ち着きそうなのでそのあたりを書いていこうかと。

共有モードは音ズレが酷いけど配信に影響が出る

前回の記事で、「配信するにはWASAPI設定を共有にする」と書きましたが、一部の曲(Don’t Stop!が顕著)で譜面とバックトラックがずれまくる現象が出て、とても遊べる状況になりませんでした。

これを「排他」にすれば音ズレも発生しなくなりますが、配信するにはひと工夫必要になります。

通常はOBSの「デスクトップ音声」からゲームの音を拾いますが、排他モードになるとこれが無効になってしまいます。

そこで別途、PC本体背面の出力(緑の端子)を2分岐させ、片方をスピーカーに、もう片方を緑の端子の隣にあるライン入力(青い端子)に入力します。

そして、OBS側の設定でグローバル音声デバイスにマイクを追加して「ライン入力」を選択します。これで音声が録音されるようになります。

分岐用のアダプターは100円ショップにもあるものでも良いのですが、自分はちゃんとしたスプリッターを購入して使いました(JVCのAP-120A)。

それとステレオミニプラグのケーブルが1本追加で必要になりますね。こちらは短いものを調達すればいいと思います。

マイクと打鍵音

さて、マイクと打鍵音です。自分の声も打鍵音も両方乗せてあげないと「やってる感」が伝わらないですよね。

しかしノイズ抑制を気にするとOBS側のフィルタ設定で「RNNoise」を選んでしまいますが、こちらでプレイすると打鍵音が入らないほどノイズ抑制が効く状態になってしまうので、「Speex」の方で良いと思います。抑制レベルは初期設定の-30dBで、自分は良さそうと思いました。

マイクそのものについてですが、テレワーク需要でいろいろなものが店頭に出るようになったので選びやすくなっています。自分はサンワサプライのMM-MCUSB25を選択しました。USB接続の単一指向性マイクで、ヨドバシだと2000円ちょいで買えてしまいます。

これはマイク側にミュートスイッチがついているのが特徴で、咳などの音を止めることができます。ただ、押すときにクリック音がどうしてもしてしまうので、頻繁に使うのは難しいところです。

余談ですが仕事で会議時にはもともと、家に余っていたBluetoothのヘッドセットに付属のマイクを使用していたのですが、声が聞き取りにくいと言われていたのです。新しく買ったマイクを使用したところ「別人のよう」と言われるほど音が改善したので、マイクって大事だなと改めて思いました。

配信で稼げるくらいになりたいという方はもっといい環境を作ったほうがいいと思いますが、とりあえずお試しでやりたい、緊張感をもってプレイしたいという自分のようなタイプはこれで十分かなと思います。

設定を終えて

環境がだいぶ変わったので、配信外でのプレイもかなり良くなりました。配信外では調子が上がっているのをいいことに、ライバル挑戦状を撃墜しまくって遊んでいます。

SP七段ではありますが、こんな自分で良ければライバル登録も募集していますので、よろしくおねがいします!

C2742-0058-5812

【2021年版】ChromecastでiPhoneをミラーリングする「最適解」

2021年10月1日現在、Chromecast StreamerおよびScreen Mirror for ChromecastはApp Storeから消去されて使用できなくなりました。

現状、Chromecastから音も出せるミラーリングアプリはReplicaのみとなっています。他に良いアプリがあれば情報をいただきたいです。よろしくお願いいたします。

以下はすべて、2021年1月6日現在の情報です。

最近Chromecastを安価で入手できる機会があったので、購入してみました。auの2年契約更新時にもらえるギフトと、500円引きのクーポンを併用して1600円ほどでした。

ChromecastがあればiPhone・Androidなど端末の画面を映せることまでは知っていたのですが、我が家の携帯電話の主力はiPhoneなので、対応アプリを経由しないとミラーリングはできないことに買ってから気づきました。例えばYouTubeが見たいなら、YouTubeのアプリを経由するといったようにです。

まあ動画配信などは今までもMacbookにドックを挿してHDMI経由で見ていたのですが、パスワード・Touch IDの管理上、どうしても自分が操作せざるを得ず、自分の不在時などに妻が使えない不便さは感じていました。

あと、人が集まるときなど(最近はコロナの影響もありやれていませんが)に大画面を使ってソシャゲのガチャをやると盛り上がるので、そういった用途にも使いたかったのです。

なんとかChromecastでiPhoneの画面を映し出せないかとアプリを探していたのですが、ほとんどがサブスクリプション必須、もしくは無料でも機能制限がかかっていて、正直どれを選べばよいかApp Storeからは読み取れず、ダウンロードしてきて調べるしかない状況です。

また他のblog記事で見ても情報が古かったり、自社アプリの宣伝だったりで最適解が見つからない状況でした。

そこで今回はChromecastにiPhone/iPadの画面を映し出す際に使えるアプリを片っ端からダウンロードして、良いところ悪いところを調べ、総合的に最適解を見つけ出すお手伝いをさせていただきたいと思います。

Chromecast Streamer

App Store

App StoreでChromecastで検索するとトップに登場する、iStreamer社の定番(といっていいでしょう)アプリです。ミラーリング機能はなんと無料で備えています。

ただし、音声出力、画像ビットレートの変更、出力解像度の変更は有料で、1週間の無料トライアルはありますが、月額550円、買い切り1840円と決して安くはない料金設定になっています。

しかし日をおいて何度か起動していると、買い切り1840円のところが860円になるセール画面が現れることがあります。おそらくですが、このセール価格なら買い切りアプリとしては破格の安さと言えると思います。

また、別途有料版アプリが出ていますが、1100円なのでセールを狙ったほうがよいかもしれません。

Screen Mirror for Chromecast

App Store

ちょっと深く潜らないと出てこないのですが、こちらもiStreamer社のアプリで、こちらはミラーリングに特化しており、起動するとChromecast Streamerのミラーリングで表示される画面と同じものが出てきます。

こちらも画面のミラーリングは無料ですが、上記と同様にアップグレードには料金がかかる表示がされます。

ミラーリングに特化しているためか、料金は更に安く、1週間のトライアル付きで月額200円、買い切りで1220円となっています。

Streamerのようなセールは実施していないようなので、短期間にスパッと使いたい場合などに向いていると言えるでしょう。

Replica

App Store

こちらもミラーリングに特化したアプリです。ミラーリングはもちろん、音声出力も無料でできてしまいます。

「え、最強じゃね?」と思うかもしれませんが、そこまで甘いことはなく、使用開始時に動画広告を閲覧することが無料での使用条件になります。

また画質設定やアスペクト比の設定なども無料では使用できません。

広告が表示されなくなるプレミアムサービスに買い切りサービスはなく、年額1950円、月額280円などとなっています。また、友人紹介で1ヶ月無料などのサービスも行っています。

TV Mirror for Chromecast

App Store

こちらも無料版では動画広告の閲覧が使用条件で、広告の出ないPro版が別アプリで(買い切り370円)出ています。

残念ながらPro版でも音声出力はできませんが、シンプルに使いたい場合に向いていると言えるでしょう。

まとめ

4アプリ紹介しましたが、いずれも一長一短であることがおわかりいただけたかと思います。他色々調べましたが、上記4つに落ち着いた感じです。

とにかく無料で使いたいならReplica広告が煩わしいならChromecast Streamerのセール価格、というのが現状での最適解になりそうです。

【重要】ミナカン105延期のお知らせ

2020年も終わりが近づいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

時間が経てどもコロナウイルスの感染拡大はとどまるところを知らず、人が集まることに対する世間の風当たりは強まるばかりです。

開催週の直前となった時期ではありますが、状況の急激な悪化を受け、延期の判断をせざるを得なくなりました。

予告エントリーも更新いたしましたので、ご確認ください。

当面3ヶ月に一度開催可否を判断し、都度の延期判断とさせていただきますことをご了承ください。

以上、よろしくお願いいたします。

IIDX INFINITASを快適に遊びたかったので色々やった

6月にPCを刷新し、10月にはモニターを31.5インチ/165Hzに買い替え、いよいよ時は満ちた、というわけで11月からbeatmania IIDX INFINITASを始めたのです。

残念ながら専用コントローラはエントリーモデルも完売しており、容易に手に入る状況ではありません。仕方がないので、PS2版で使っていたコントローラをひっぱりだしてきて、いにしえのPS→USBコントローラコンバータを発掘して使ってみたわけですが、普通に遊んでいるとこれが快適とは言えない状況でした。

標準のジョイパッド設定を使ってみると、ターンテーブルが二重に反応したり、7番キーのチャージがうまく反応しなかったりで、正式対応していないとはいえかなり厳しい状況。

パッドの入力をキーボードに変換するツールもいくつか試したのですが、-1.5くらいまで判定をずらさないといけなかったり(個人差はあると思いますが)、判定のブレがどうしても気になる感じです。

仕方ないので、いろいろ考えた結果まずコンバータを買い替え。ネットを探してみるとPS2→Xbox/PCのコンバータが5000円程度で売られていたので、クーポン使って4500円でゲットしました。

しかし安定動作していた入力変換ツールが動かなくなってしまいました。仕方なく判定がブレるほうのツールで試したところ、-1.0にしてそこそこ光るようになったので妥協しました。

じゃあ変換ツールを変えよう

せっかく120Hz出るモニターを買ったので、気持ちよく遊ぶためにも変換ツールの選択は重要です。ここまでいくつか試しているわけですが、

JoyToKey : 安定して動作はするが、どうしても判定ブレが気になる。シェアウェア880円。

JoyAdapter : コンバータ経由だと設定はできるのにゲームに入るとコントローラを認識してくれない。無償だが2003年で開発が停止している。

あと、コントローラを差しっぱなしで起動するとINFINITAS側でジョイパッド扱いになってしまいまともに操作できなくなるので、起動してから差し込むということまでやっています。本当に煩わしい…

さがしていると海外産で日本語対応していないものの、よさげなツールを発見。

それがreWASDなのです。14日間の試用期間を過ぎると6ドルかかり、連射などの追加機能を使うためには更に課金が必要ですが、INFINITASを遊ぶ上では基本機能のみで十分です。

他のFPSやMMORPGなどをやる方は全部入り(20ドル)買ってもいいんじゃないでしょうか。

色々試した結果、こんな感じの設定に落ち着きました。

先のコンバータを使用すると、Xbox Oneのコントローラとして認識されます。

まず右上の横棒3本のアイコンをクリックし、Addをクリックして新しくプロファイルを作成します。1P側プレイヤーなので1Pを含む名前にしました。DPをされる場合は、コントローラを2つつなぐと、左下にコントローラが2つ並びますので認識順に設定してあげるといいと思います。

各ボタンの位置をクリックするか、コントローラを操作して対象のキーを選択していきます。1~7の各ボタン入力は各キーに割り当て。上をLShift、下をLCtrl、左をVに設定。TabとEnterも設定します。

(2020年12月5日追記)先のBrook製コンバータを使用すると、PS2コン側のスタートボタンを押しながら何らかのボタンを押すと、そのボタンが連射に設定されてしまうため、ボタンでのハイスピード変更やギアチェンなどに支障が出てしまいます。とりあえずの回避策として、TabとEnterを上の画像と逆にして設定することで回避しています。

Fのキー(LT)に関しては、ウインドウ右のコントローラ裏向きのアイコンをクリックして設定します。

そして、全ボタンのジョイパッドとしての入力を無効化します。こちらは各ボタンクリック後、「Gamepad Mapping」をクリックして「Unmapped」を選択。これでコントローラを差しっぱなしで起動しても問題なく操作ができます。

音ズレ問題にも切り込む

ここまでで、コントローラの問題は解決したのですが、遊んでいると譜面とバックトラックがずれる現象が発生してしまいました。

FAQを読むと、垂直同期をオンにすると解決するとのことだったのでやってみたのですが、これを設定すると起動画面までは120フレーム出ていたのに、ゲームに入ると60フレームになってしまいます。

グラフィックカードがNVIDIAなので、デスクトップで右クリックしてコントロールパネルを出して設定を呼び出します。

3D設定の管理から、プログラム設定タブを選択し、追加ボタンを押してINFINITASの本体を選んで追加します。

リフレッシュレートの設定はすでに利用可能な最高値が設定済みですが、フレームレートがオフになっています。ここに120を設定してあげれば、垂直同期オンでも120フレーム出てくれます。

「低遅延モード」は議論の分かれるところだと思いますが、自分の場合はオフのままで違和感なく遊べています。これを「ウルトラ」にすると、-1.0くらいで安定してた判定が+2.5くらいまですっ飛びます。アーケードでも-1.0くらいで遊んでいるので、これはこのままにしておきます。

配信はロマン

せっかく環境整えてあるんだから、PCからの配信・録画も試したいですよね? ね?

以前から動画のアップはしていましたが、リアルタイム配信についてはTwitter経由でこっそりとやっていました。

INFINITASでもやってみたい、というわけでOBSにゲームキャプチャを設定し、「特定のウインドウをキャプチャ」にしてINFINITASを選んであげれば完成。

…のハズだったのですが、音がどうしても出ない! スピーカーから音は出ているのに、というわけでこれはゲーム側の環境設定で音声の「排他モード」を「共有モード」にしてあげることで解決します。

これで「デスクトップ音声」が拾えるようになるので、録画・配信に音が乗ります。が、音が遅延するという意見もあるので、気になる場合はオーディオボードの導入を検討することになるのでしょうか? そこまでは詳しくないので、このあたりは詳しい方に譲ろうと思います。

(2021.1/16追記)音声のモードを共有にすると、一部の曲で譜面とバックトラックがずれる現象が発生するため、排他モードに変更しました。修正後の手順については追加設定のエントリーを書きましたので、こちらをご参照ください。

設定を終えて

120フレームにすると何故かピカピカ光るので環境の整う方はぜひ設定しましょう。7段そこそこの腕しかないのですが、それでも低難度の曲なら天井近いスコアも狙えていい感じになりますね。

PC環境は人により千差万別ですが、あくまで一例として見ていただけると幸いです。

【延期】第105回 南関東MSXユーザーの集い

【2022年6月4日追記】このエントリーは古くなっております。こちらに最新情報を記載しておりますので、よろしくお願いいたします。

【重要】開催延期について

当初は2020年12月6日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、当面延期とさせていただきます。開催については3ヶ月毎に判断し、都度Twitterや本blogで告知してまいります。

以上、よろしくお願いいたします。

以下は随時、更新されます。

しぶとく続くMSXユーザー向けの集まりです。

新型コロナウイルス対策を徹底するため、参加を予定されている方々におかれましては必ず以下をお読みいただくようお願いいたします。

南関東MSXユーザーの集いにおける新型コロナウイルス対策について

日時

2021年 3月 7日(日) 13:00~ 開催時期未定

  • 第1部:お遊びタイム 13:00~19:00?

来たメンバーで適当に遊んでいます。思わぬネタが飛び出すことも。

  • 第2部:お気楽MSXユーザー会議 19:00?~20:40

議長にNASU氏を迎え、MSXについて語り合います。開始時間はNASU氏の到着時間に依存します。状況により行われない場合もあります。

終了後、有志で食事会が行われる場合があります。終了後、ロビーで指示に従ってください。 食事会は当面の間、開催いたしません。

場所

川崎市多摩区総合庁舎4F 多摩市民館 第6会議室 開催場所未定

交通

  • 小田急線 向ヶ丘遊園駅 北口より 徒歩5分
  • JR南武線・小田急線 登戸駅より 徒歩10分

参加費

おひとり様 500円(1部・2部共通)

駐車場を利用される皆様へ

1時間以上利用の場合は有料となります。

その場合20分100円かかりますが、上限1000円となります。また翌日6時まで左記料金にて出庫可能です。

短時間利用(1時間以内)の場合は無料となりますので、2F市民館受付にて駐車券を処理してもらってください。

長時間利用の場合、近隣のコインパーキングを利用するより余計に料金がかかりますのでご注意ください。

おおむね4時間以上利用の場合、近隣のコインパーキングのほうが割安となります。最新の状況は現地周辺にてご確認いただきたく、よろしくお願いいたします。

その他

その他共通事項に関しては、 エントリーを用意しておりますので初めて参加される方はご一読いただければと思います。

【必読・2022/06/04更新】南関東MSXユーザーの集いにおける新型コロナウイルス対策について

南関東MSXユーザーの集いでは、下記の通り対策を行うこととしています。

参加される皆様におかれましては、ご理解・ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

なお、本エントリーは随時更新される見込みです。

体調管理について

会場への出発前に体温を計測し、37.5℃以上となった場合は参加を見合わせていただくようお願いいたします

また、そうでなくても、体調が優れない場合は参加されないよう、お願いいたします。

手洗いとハンカチ・タオルについて

入場前に、トイレで構いませんので手洗いを徹底するようお願いいたします

また手洗い後、濡れたままの手で会場内の机・椅子等に触れることのないよう、ハンカチやタオルなどを持参し、使用するようお願いいたします。

また、会場にはアルコール消毒液が完備されていますので、必要に応じてご利用ください。

会場内でのマスクの着用について

マスクについては、屋外で会話がない場合は外してもよいことになりました。しかしながら万一参加者自身が感染者となった場合のことを考えますと、話す機会が多く、どうしても人同士が近くに密集しがちな「集い」という催しの性格上、参加される方全てにマスクの着用をお願いしております

この度、マスクを無償にてお配りすることができることになりました。万一忘れた場合は受付時にお受け取りになってください。

また、会場近辺にはドラッグストア、コンビニエンスストアがありますのでそちらでの入手もご検討ください。

会場内での飲食について

飲食については過去制限を設けず、弁当ガラなどはお持ち帰りをお願いするにとどめておりましたが、今回注意していただく点を増やすことといたしました。

具体的には、近距離対面における会話を伴う飲食を禁止とし、会話される際は必ずマスクを通して行うようお願いいたします

会場内での食事を制限するものではありませんが、主催から菓子類の提供は当面の間行わない予定です。いただく差し入れに関しましても会場内での飲食について配慮していただきたく、お願いいたします。強制ではありませんが、個包装された、持ち帰りに配慮したものを選択されるようにしてください

また紙コップと飲み物については引き続き提供いたしますが、紙コップには名前を必ず書き、他人のものを使わないよう徹底をお願いいたします。

ソーシャルディスタンスの確保について

当面の間和室での開催をとりやめ、一般的な会議室を利用することとしています。これは入場定員の多い部屋を利用することで参加者同士の距離をとりやすくする目的があります。

マスクの着用とともに、距離をとっての会話にご協力をお願いいたします。

入場制限について

万が一、入場者数がもともとの会場定員の2/3を超える状況になった場合、入場制限を行う可能性があります。通常の開催であれば超えることはまずない見込みではありますが、何卒ご了承のほどお願いいたします。

最後に

通常の新型コロナウイルス対策と何ら変わらないお願いではありますが、改めてお知らせする必要があると考え、本エントリーを記すことといたしました。

非常に厳しい時期ではありますが、主催含め全員で対策を徹底し、集いが存続できますよう、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。

2000円ちょっとの(公称)USB3.0対応HDMIキャプチャーの威力を試した結果が想像を超えていた

前回の記事でUSB2.0のパススルー端子付きHDMIキャプチャーを試したわけですが、つなぎ直すたびに設定リセットしないといけないなど結構面倒だったのと、やっぱり1080p/60fps出したいよね、というわけで怪しげなグッズにもうひとつ手を出してしまいました。

2000円ちょいでUSB3.0対応、入力1端子しかないとはいえ1080p/60fpsに対応するHDMIキャプチャー、その名も「GAMECAP」。青いUSB端子が期待感を煽ります。

これを使ってリアルタイム性の高いゲームをするには、おそらくHDMIの分配器が必要になりそう、ということで別に買っておきました。

両方合わせても3500円くらいの出費、果たして結果はどうなりますか。

・まずは単体で

低遅延をうたっていますが、さすがに遅延幅が大きくてリアルタイム性の高いゲームには向かないだろう、と思いつつやってみたところ、やはり0.5秒程度の遅延があるように思えます。遅延を避けるなら別途分配器の使用を検討しましょう。

・徐々に雲行きが怪しく

さて実際のキャプチャ性能を見ていきます。USB端子に差すだけの簡単接続。OBSで取り込んだところ、なんと前回レビューした別のキャプチャと同じ認識状況で、設定を何も変えずに映りました。

では、ここからUSB3.0の威力を見ていきます。解像度を1920×1080に設定し、フレームを…あれ、30までしか設定できないぞ???

ハハハご冗談を、前の設定を引きずっているから同じ認識をするのかな? と思いドライバをいったん消してから再起動、再度つなぎ直しました。

結果、変わらず。

調べました。ビデオカメラやキャプチャーにおいては、UVCという共通規格(?)があり、これに対応しているかどうかでドライバのタイプが変わってきます。

UVC対応であれば、ドライバの調整や更新は不要。とはいえ、最新のドライバが2006年のものでは不安にもなるので、あらゆる方法で更新をかけてみますがダメ。

説明書はペラ4ページ。何度も1080p/60Hzの文字が飛び交います。中にあるwiistar.comというのが製造元のサイトのようなので、ドライバのたぐいを探しに行ってみることにしました。

そこで衝撃の事実を目にしてしまうのです…。

・あれだけ煽っておいてそれかよ!

今回の商品もラインナップにあるので、早速クリックして内容を見に行くと…

「Capture Video & Audio via USB 2.0 interface directly」

USB2.0だったんかい。

これは…商品ページでUSB3.0を連呼している店のサイトはなんとかしたほうがいいと思います。ひどいにもほどがある…!

しかし、モデル番号である「K004」で探すと、同梱されていたものと同じ説明書が出てくるのですが、やはり「最大1080p/60Hz」と書かれており、どこかで設定が可能なのか、一縷の望みをかけたくもなってくるものです。

・さらなる欠陥が…

悔しいので色々といじっていたのですが、音声についてもやはりモノラルで、そっち方面での利用についても望みが断たれた感じです。

・どうにも評価できず

広げた風呂敷が大きすぎて、できることは前回のキャプチャと全く変わらないのに、パススルー端子なしということを考えると、相当なマイナスを背負っていると感じます。

残念ながら評価は「非常に悪い」となってしまいました。

中華デバイスの広告には相当な割合で嘘が混じっているな、と感じた次第です。しかも、(あやしい)日本語にする段階で入れているのですから、代理店あたりが吹き込んでいるのでしょう。ああ怖い! もう中華デバイス買わない!

でも安いと試してみたくなっちゃうよね…

2000円ちょいのUSB3.0(!?) HDMIキャプチャー XBJ-450、どこまでやれんのか検証してみた

これまでいくつかYouTubeに動画を公開したりしてきたわけですが、PCも新しくなったし、やはりリアルタイム配信もやってみたいね、ということでおためしで、「XBJ-450」で検索するとひっかかる、中国製激安USBキャプチャーがどこまでできるのか、検証してみました。

購入価格は楽天で2280円。Amazonにも同種の製品がいくつかあるようですが、値段がバラバラですね。俺はPCパーツを買ったときについてきたリワードポイントを使って、実際に支払った金額は1000円でした。これで送料無料とか…。(規格外郵便で4日かけて送られてきました)

同梱物は本体とPCとの接続に使用するUSBのA-Aケーブル1本と、給電用USBのmicroB-Aケーブル1本のみ。説明書もついてはいますが非常に簡素で、「1080pに対応していること」は書かれていましたが、フレーム数などそれ以上の記述は見当たらず。また、パッケージにUSB3.0の記述はなし。このアイテムの能力を引き出してあげるには不十分と思い、記事にしてみることにしました。

まず本体。入力端子はmicro USBの電源供給と、HDMIの2つ。出力端子はPCと接続するUSB-Aとパススルー用のHDMI端子の2つです。HDMIのケーブルは付いていないので、1本必要になると思いますから別途準備しましょう。

実はキャプチャーするのにmicro USBの給電は不要なのですが、PCの電源を入れずにパススルー機能のみを使う場合はこのケーブルで電源を供給する必要があります。

パススルー機能は使っていて違和感ありません。ちゃんと1080p/60fpsで画面表示されます。リアルタイムなゲームも問題なく遊べます。

さてキャプチャーの機能面に入っていきます。各所で「USB3.0」とうたわれていますが、

  • USB端子の色が白
  • ケーブルの端子色も白
  • 最高解像度は1080pの30fps
  • 60fps出すには720pに落としてやる必要がある

この時点で、USB3.0対応は嘘です。USB2.0程度の転送速度しか持っていないことになります。これは誤認してしまう恐れが高いので、お店の方は修正されることを強くおすすめします

配信ソフトにはOBS Studioを使用することにしました、というかこれ鉄板ですよね。なんでもできてしまう…。

OBS Studioで認識させるのにはいくつかコツがいります。初回はまあ割と安定で認識するのですが、音声が出ないので設定を変えてやる必要があります。また、2回目以降は環境のせいなのか、一発で画面が出ないのでこれもいちいち設定変更の必要があります。

このあたりは激安ということで、目をつぶりたいところですが無視もできないので、認識させる方法を紹介します。あくまで筆者の環境ですので、異なる場合があっても責任は持てません。

PCとの接続ですが、先程の説明でも書いたとおりmicro USBケーブルは使わず、PCにはUSB A-Aのケーブルで接続。映像ソースをINPUT端子につないだら、キャプチャの準備は完了です。パススルー機能を使う場合はOUTPUT側にもHDMIを差してあげると、遅延なく画面を見ることができます。

まず初めてつないだら、OBS Studioの「ソース」欄にある「+」ボタンを押し、キャプチャデバイスを選択して決定していくと設定画面が開きます。「USB Video」を選択すると、運が良ければすでに画面が出ていると思いますが、ダメなことも多いので、「無効化」「有効化」を繰り返したり、ウインドウの左下にある「既定値」ボタンを1回押してあげると認識すると思います。「既定値」ボタンを押すと設定がリセットされるので、後述の設定をもう1回やってあげる必要があります。

取り込みには0.5秒ほど遅延がかかっているようで、リアルタイム性の高いゲームは取り込み画面を見ながら遊ぶのは困難です。おとなしくパススルーで別の画面で見たほうがよいでしょう。

そして、このままだとおそらく音が出ません。これは、設定画面を一番下までスクロールしていくと音声キャプチャの設定が出てきます。最下部に「カスタム音声出力…」が云々というチェックボックスが出ますので、これにチェックを入れると入力欄が増え、ソースの選択ができるようになり、「USBオーディオ」の項目が登場しますのでこれを選択すると音が出るようになります。

ただ、音がモノラルでしか出ていないという指摘も各所のレビューで見るので、こちらも別途検証していきたいと思います。

さて、解像度の話をします。30fpsで問題ないのであればフルHD(1920×1080)で行えばよいので、設定変更の必要はおそらくありません。しかし60fps出す場合は取り込みの設定を変えてあげる必要があります

ソースにあるキャプチャデバイスのプロパティから、解像度の設定を「カスタム」にし、1280×720に設定します。さらにフレーム数を60にして「適用」を押すと映像が60fpsになります入力ソースの解像度をいじる必要はありません。キャプチャー側でダウンスケーリングが行われるようです。

そして、アプリ全体の「設定」から、「出力」を選択して共通fpsが「30」に設定されているのを「60」に変えてあげます。これで60fpsでの録画が可能になります。映像ソースがレトロゲーム機だったり、画面の配置を工夫してあげれば、ゲーム配信などでも問題なく使えることでしょう。

難点はやはり日本語サポートの不安と、USBケーブルが両オスのAであること。ケーブルがない・断線などで欲しくなっても、取り扱っている店が限られているので1本見繕っておくといいかもしれません。あと、キャプチャーしているとだいぶ本体が熱を持ちます。触って持てないほどではないのですが、気にする方はエアフローを考えてあげるといいかもしれません。

・人柱コーナー

各所で言われているUSB3.0対応が本当であれば(2.0としている販売業者もいくつかあるようですが)、USB3.0対応のA-Aケーブルで転送速度が向上するはずです。もちろんハード的に2.0しか積んでいなければ全くの無意味なのですが、誰も試していないようなので人柱やってみます。1000円しないし。

まあダメでしょう、とつないでやってみたところ…

はい、やっぱりダメでしたね。フルHDで60fpsは出ませんでした

・音は本当にモノラルなの?

さてもうひとつの懸念点、HDMIに入った音がモノラルでしか出てないのではないか、という疑惑です。

これも残念ながら、常時モノラルでの出力になっているようです。音楽配信等には向いていなさそうですね。

・全体的な評価

この値段で、パススルーまでついてUSB2.0ながらもしっかりキャプチャできるのはすごいと思います。不備もあるし認識も若干怪しいところがあるので、用途が限られるかもしれませんが…。

フルHDで60fps出すにはUSB3.0が必須ですが、さすがにそこまで高望みはできない一品です。

まあ、なんとか使えるということで、今回の評価は「普通」とさせていただきます。

これを使った実況配信などもやってみようかと思いますので、ちょっとだけ期待していただけるといいかもしれません。リンクの冒険とか解説付きでやってみたい…。

と、ここまで書いたところで、別のUSB3.0接続の1080p/60fps対応キャプチャーがさらに安く現れたので、もしかするとこっちをレビューすることになるかもしれない…です…。

待て次回!

【Steam】ストリートファイターVと360アケコン+MAGIC-NSの相性が良くない話

PCを新調してうかれていたので、Steamで4000円のストリートファイターV チャンピオンエディションを買った2週後にセールで1000円引きになって悲しみにくれているジャラです。

さてMAGIC-NSとデドアラ4アケコンでバシバシ戦っていたわけですが、どうも相性が良くないのか、数戦に一度、対戦のあとにコントローラのボタン配置が変わってしまう症状に遭ってしまいました。ドングルの抜き差しをしている間に再戦の受付時間が過ぎてしまうこともしばしば。

対戦のあいだは決して起こらないので、なんだろうなあと思いつつ、ドングルを抜いて直接PCに接続した上で、x360ceを試してみることに。360コントローラを360コントローラとしてエミュレーションするというのがちょっと奇妙な感じもしますが、この設定でやってみたところ、うまく動作するようになりました。

細かい使い方はここでは割愛しますが、とりあえずはこれで不具合なく遊べています。

サムスピネオジオコレクションも同じような不具合あるのかなあ…(対戦などやらないのでわからず)

M.2 SSDをUEFIブートで更に起動高速化を狙った話

前回の記事でSSDを載せ替え、起動のたびに短くなる所要時間をみてホクホクしていたわけなのですが、以前からの方式(MBR)より新しい方式(GPT)に変更すると、Windowsマークも出ないで更に高速化が狙える! という話を見て、やってみようと思ったわけなのですが…。

  • Windowsのディスクの管理からでは、ドライブの初期化をしないとだめ
  • MBR2GPTというツールを使っても、OSのパーティションがないと怒られる(???

と、いう感じで途方に暮れてしまっていました。OSが起動しているわけですから、OSのパーティションがないというのはおかしな話なのですが、現に「Cannot find OS Partition(s)」と言われてしまっているので仕方がありません。

これは、新しいSSDからいったんもとのSSDにバックアップして、改めてGPTレコードへの変更を…と思ったのですが、そんな複雑なことをしなくても

  • データ保持したままGPTに変換できるツールがある(gptgen)
  • ならば、回復ディスクを作っておけばWindowsのバックアップ機能で事足りるのでは?

と、思い立ち、まずはバックアップの作成を行い、安心したところで回復ディスクの作成です。

8GB以上のUSBメモリを用意し、Windows10のディスクイメージのダウンロードから、ツールをダウンロードしてブートディスクを作成します。

つづいて、gptgenなるツールをダウンロードしてきます。zipを展開してできた.exeをWindowsのSystem32に放り込みます。

コマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げます。Windowsアクセサリの中にあるので、右クリックで「管理者として実行」を選択です。

前回の記事のとおりにやっていれば、ドライブのパーティションは3つになっているはずなのですが、注意したいのは最初のパーティション「システムで予約済み」の容量が500MB以上必要、というところです。

足りない場合はCドライブの容量を削って500MB以上にする必要があるのですが、パーティション管理ツールで容量を確保した直後、右クリックメニューの呼び出しが異常に遅くなる症状に出くわしました。しばらく使っていたら改善したのですが、かなり不安になるので注意です。

その後、こちらの教えに従ってディスク番号を確認し、コマンドを打っていきます。ドライブレターを間違えたりパーディション番号を間違えたりすると終わるので要注意ですね。

GPT変換作業の直後、ドライブレターがグッチャグチャになっていますので、できるだけ少ないドライブ構成で行うか、地道に元の構成に変えていきます。自分は後者でした…。

「ブートローダーを設定する」まで成功したら、PCを再起動してBIOSセットアップに入ります。

ブートのメニューから起動オプションを変更します。レガシー+UEFI起動になっていると思いますので、UEFI起動のみに設定し、SSDが認識しているのを確認してから保存してBIOSセットアップを抜けます。

マザーボードの画面のまま、画面下にWindowsのクルクルが出てきたらUEFIで起動している証拠です。体感速度はまだそれほど変わりませんが、起動を繰り返せばまた速くなっていくのでしょう。

ここまで来たら、次はゲームキャプチャーとリアルタイム配信環境を揃えたいですね!

だいぶ先になりそうですが…。